このプロジェクトは2023年04月01日に終了しました。

【音井玲七】自分と同じように、精神疾患を持っていたり、生きづらさを感じていたりする人に、元気を与えたい。

現在の支援金額

30,000

30

目標金額は100,000

支援者数

4

残り日数

-

2023年04月01日 00時00分00秒まで

終了しました

【音井玲七インタビュー動画】

みなさんこんにちは!音井玲七です。女優と美容師をやっています。
私は、女優になりたい、と思うまでに、26年間回り道をしてきました。

精神疾患になって から、自分と向き合うなかで、"女優になってたくさんの人を元気にしたい"そんな思いが生まれました。私のお芝居で救われる人がいてほしい、それが今の私の存在意義です。
その強い思いを、最後まで読んでほしいです。

私はもともと5年間、美容師として働いていました。

忙しい中でも、やりがいがあり、毎日楽しく仕事をしていました。ですがそんな日々の中、自分の体に、今まで体験したことのない不調が襲ってきました。動悸、息切れ、息苦しさ、手足の震え、体の痺れ、発汗、吐き気、脱力感...突然のことでした。

私は、高校を卒業してから風邪をひいたこともなく、体もとても元気なつもりでいたので、このまま自分はどうにかなってしまうのではないかと、正直、すごくすごく、怖かったです。みんなに迷惑をかけないように、心配をかけないようにと、誰にも言えず、しばらく一人で、この怖さ・不安と戦っていました。この怖さを無理矢理かき消すように、『ただ寝不足なだけ』『ただ疲れが溜まっているだけ』と、自分に言い聞かせながら過ごしていました。

しかしこの不調は、体だけでなく、心にも影響してくるようになってしまいました。誰とも話したくない、何をしていても楽しくない、何も食べたくない、人が怖い...そんな日々が続き、病院へ行ったところ、うつ状態、不安神経症という診断でした。

症状はひどくなり、次第にハサミさえも怖いと思うように。美容師の「命」でもあるはさみが怖くなってしまうなんて… あの時の絶望感は、今でも忘れられません。パニック障害になりました。

その後の私は、1 人で何もできなくなりました。車の運転も怖い、知らない人が怖い、発作がまた起きるのではないかという予期不安。買い物に行けなくなりました。親と手を繋いでいないと眠れなくなりました。当時は自分では気づきませんでしたが、今思うと、忙しさによるストレス、責任のあるお仕事を任せてもらえるようになり、自分では気づいていなかっただけで無意識的に感じていたプレッシャーが原因だったのかもしれません。
ただ、美容師というお仕事は、あの時も今も大好きです。

あの時精神疾患になり、生きる意味が見出せない、生きていても、いいことも楽しいことも 何もない、この先希望はない、そう思っていた時に、私に生きる元気をくれたのが、ドラマや映画でした。

作品の中の登場人物は、さまざまな病気や悩みを持っている人が多いです。私が想像してもしきれないような苦しみ、痛み、心の辛さ。そんな姿を作品で見て、私より辛い思いをしている人がいるのに、私はこのままでいいの?私なんてたいしたことないじゃん、そう思えるようになりました。

女優さんはすごいです。私に生きる元気を、希望をくれました。私以外にも、女優さんのお芝居に救われた人はたくさんいると思います。

女優になって、今度は私が、みんなに元気を与えていきたい、そう思っています。
私には夢があります。女優として有名になりたい。そして、私がドラマや映画のお芝居から 元気をもらったように、私もたくさんの方に元気を与えたい!病気になってから、自分の気持ちにたくさん向き合い、今後の人生のこともたくさん考えました。

美容師として働きながら、お客様の相談にのろう、カウンセラーになろう、いろいろ考えました。ただ、美容師もカウンセラーも、一度にたくさんの方に寄り添うことはできません。人に元気を与えることはできても、直接関わった人に限られてしまいます。自分の気持ちと向き合い色々考える中で、気づいたことがありました。それは、私は"特定の誰か"ではなく、"みんな"に元気を届けたいということ。自分がやりたくて、たくさんの人へ思いを届けられるもの、それが、女優でした。

思い返してみれば幼い頃、女優というお仕事に多少の興味はありましたが、地元が東京から離れているので、距離的にも金銭的にも、挑戦することが難しく、成長するにつれて、だんだんと自分の夢や思いを伝えることに恥ずかしさを感じてしまったこともあり、諦めた夢でした。美容師になり、忘れていた本当の夢に今挑戦できている、この毎日がすごく楽しいです。

女優として、作品、映像を見てくれた特定の誰かではなく、直接会える人、会えない人関係なく、みんなに、元気や希望を届けられる女優になりたいです。

【私がこのショーに挑戦する理由】

女優になりたいといっても、今の私は肩書きが女優であるだけで、自分の目指している、なりたい女優になるために一歩踏み出したばかりです。
私の夢は、女優として、多くの人に元気や希望を与えること、そのために、ドラマや映画などの映像作品にたくさん出演したいです。

しかしそのためには、応援してくれる人の存在や、もっとたくさんの方に私のことを知ってもらう必要があります。そしてそのために私は、観る人の心を動かすような、女優としての表現力も当然、磨いていかなければなりません。私はこの NGC で、自分のことをたくさんの方に知ってほしいです。

そして、この先女優としての私をたくさん見てもらうきっかけにしたいです。現在女優として活動していますが、お仕事を掴むのが難しい現状です。だから、この場所を、自分を表現する舞台にしようと思いました。私は、今の自分に満足していません。もっといろんな表現ができるようになりたい、もっとたくさんお芝居がしたい、様々なメッセージを伝えたい。そのための第一歩がこの NGC です。

私にとってはじめての大きな舞台。ありのままの自分を知ってもらった上で、私がどれだけ表現者として、成長できたのかと、その表現力を見てほしいです! そして、わたしにはこのショーで伝えたいことがもう一つあります。

それは、どれだけ苦しくても、絶望してもどん底だと思っても、きっと、乗り越えられる日がくるということ。私自身、一番つらいときは、もう一生このままかもしれない、働けないかもしれない、希望なんてこの先持てない、そう思っていました。

でも、私は今夢を持ち、毎日笑顔で楽しく過ごせています。まだ完全に精神疾患が治ったわけでもないし、薬も毎日飲んでいるし、発作もおきます。それでも、人生に夢や希望を持てています。だから、そんなみんなが希望を感じられる存在になりたい、そう思っています。

【最後に】
この NGC で、表現力を磨きながら、たくさんの方に私のことを知ってもらいたいです。そして、私の表現、お芝居で、救われる人がいてほしい。今回の NGC、映像作品の出演権を絶対に獲得します。