このプロジェクトは2023年04月01日に終了しました。

【misumi】「病気で寝たきりの父にテレビで活躍する姿を見せたい。グランプリを獲って、メディアに出る為の第一歩を踏み出したい」

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2023年04月01日 00時00分00秒まで

終了しました

【misumiインタビュー動画】

■自己紹介
はじめまして、misumiです。元々は女優として芸能活動をしていました。今は平日OLとして働きながら、フリーでモデルやバンド活動をしています。
歌うことが好きです。中学の時に入部したシンガーソングライター部での活動をきっかけとして作詞作曲するようになり、ライブハウスや路上で演奏していました。今も自分の曲を交えて不定期でライブを行っています。

訳あって一度芸能界を引退しましたが、この先どうしようと色々悩んでいた時期に今回のステージのお話を頂き、出演する事を決めました。プライベートを語るには勇気がいりましたが、皆さんに私の事を知ってもらいたいと思うのでよろしければ読んでいただけたら嬉しいです。

■得意な事とやりたい事の食い違い

私が芸能界を目指そうと思ったのは高校卒業後、大学に入ると同時くらいでした。それまでも音楽活動はコンスタントに続けていたものの、「テレビに出たい」という気持ちは正直ありませんでした。
高校在学時に既に俳優・女優として活躍している同級生がいて、「私もこんな風に有名になってテレビで活躍したい」と興味本位で芸能界へ足を踏み入れたのですが、両親はそんな私の気持ちを尊重して学費の高い私立大学へと進学させてくれました。

大学進学後すぐに芸能事務所のオーディションを受け合格し、5年間レッスンに通いながらこつこつ仕事をこなしました。しかし現実は厳しく、ドラマや映画等のオーディションに落ちまくり大きな仕事は貰えません。

それでもレッスンやエキストラ案件でスケジュールは常にいっぱいです。音楽活動をする時間が減ったことによりバンドメンバーと喧嘩して、家族との時間も減っていきどんどん心に余裕がなくなっていきました。

短期間で売れていく人たちを見て、報われない自分が「かっこ悪い」とさえ思うようになり、友人に「まだ芸能やってるの?」ときかれても曖昧な返事をすることが多くなりました。そんな状態であっても「頑張れ」と応援してくれた両親に、普段相談なんて滅多にしないけれど、得意な事(歌)をやった方が正解なのかな?とこぼしてみたところ「人生は一度きりだから、やりたい事をして後悔のないように生きなさい」という言葉が返ってきました。

■突然倒れた父

悩んでいる最中、父が突然病気で倒れました。昨日まで当たり前のように話していた父が、いなくなってしまうかもしれない。あまりのショックで頭が真っ白になりました。何とか一命を取り留めた父のお見舞いに毎日通い、意識があるか分からないけど沢山話しかけたり、私の曲を聴かせたりしました。ある日いつものように「私のこと分かる?」ときいたところ、うん、と頷きました。意思の疎通が取れたことが凄く嬉しかった事を覚えています。今は体を動かすことはできないものの、アイコンタクトや僅かな首の動きで意思の疎通が取れる状態にまで復活しました。

しかし、新型コロナウイルスの流行で毎日会える生活は終わってしまいました。
しょうがない事と分かっていつつも、様子が気になり病院に連絡する私に看護師さんは、「お父さん、テレビを見るのをとても楽しみにしているんですよ」と言いました。

■諦めかけた夢

元々芸能活動に対し消極的になっていたタイミングで父の事が重なり、今後が不安になった私は芸能活動を引退し、翌年から普通に働く道を選びました。約1年ちょっとで仕事にも慣れてきて、周りからも「今の職業向いてると思う」と言われていましたが、心の奥底にはまだ芸能を諦めきれない気持ちがありました。「このままでいいのか?」また私は考えるようになりました。

■思い出した家族の言葉「人生は一度きり」

それから数か月後、今回のステージのお話を頂くきっかけがありました。ファッションショーときいた時はやってみたいけどモデル経験なんてないし。と少しためらいました。でもきっかけは何処に転がっているか分からないという気持ちと共に、「人生は一度きりだから、やりたい事をして後悔のないように生きなさい」という
両親の言葉を思い出しました。父も母も、いつも私の「やりたい」に応えてくれた。その想いに応えられないまま、不完全燃焼で終わってしまうのは嫌だ。そう強く思って、チャンスを掴むために出場を決めました。

また、その時同時に父が倒れてから大変なはずなのに女手一つで生活を支えてくれた母へ、何か感謝を伝えられる方法はないかと悩んでいました。そこで「何を着てもいい」ファッションショーだから、私は迷わず「母の服を着て」出場することに決めました。母は自分が着ていた服を私が着ていると、いつも嬉しそうにするからです。

■私がNext Girls collectionで勝ちたい理由

父は入院生活の中で、テレビを見ることを唯一の楽しみとしています。
私は今回のステージで絶対グランプリをとって、各メディアへの出演権を手にしたい。
そしてテレビを通して私の活躍を見せられるチャンスに繋げたい。ずっと応援してくれた人たちに想いを届けたいです。どうか応援、よろしくお願いします。

■おわりに

活動範囲が狭くまだまだ応援してくれるファンの方は少ないです。
好きな事で伸び悩んだり、自分の活躍を見せたい人がいるっているのは結構よくある事だと思います。今回の私のチャレンジで、同じ悩みをもつ人たちに勇気を与えたいと思い、「I’ll be」という曲を作りました。
私の曲が心に響いたら、どうか応援して、見守ってやってください。
ちなみにこの曲のデモは女優時代に喧嘩してしまったバンドメンバーに謝り倒して作って貰いました。優しすぎますね。。。当たり前のことではありますが、私一人では実現する事が出来なかったステージです。
NGCに関わる全ての人たちへ感謝の気持ちを込め、自信をもってランウェイウォークにのぞみますので、楽しみにしていてください!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。