このプロジェクトでは、
「感情」をテーマに東京で1週間、栃木で1週間、計2週間の”体験型アート展”をより楽しんでいただくための支援者を募集します！
この個展は、きっとみなさんのイメージする「絵の個展」とは、全く異なる体験になると思います。絵やアートが好きな人にも、特に興味のなかった人にも、楽しんでいただける工夫を散りばめました。
展示はそれぞれ「感情」をベースにしたブースに分かれていて、例えば「喜びの絵」に対して「喜びのアロマ」と「喜びのカクテル」の３つをマリアージュして、見る・香る・味わうの五感を最大限に体験していただけるようになっています。
このアート展を通じて五感を磨くことで、その先にある自分らしく幸せに生きるきっかけになれたら嬉しいなと思います。必ず面白いものが創れる自信があるので早く詳細をご案内したいのですが、その前に少しだけ、そもそも私が今回「五感」をテーマに扱う理由を説明させてください。
多くの人が「人生とは幸せになることだ」と言っている（アンジュマン調べ）、にも関わらず、大人になるとつまらなさそう、苦しそう、疲れている人が多いのはなぜだ？と、子供の頃から疑問に思っていました。
私自身も、成長とともに毎日忙しく過ごす中で、「最近感動することがないな」と感じるようになりました。そんな毎日は本当に味気なく、灰色の世界で正直幸せを感じる、ということが子供の頃に比べると極端に少なくなってしまいました。
そんな日々の中で、私はぼんやりと「幸せ」について考えはじめます。すぐに結論は出ませんでしたが、高校生の頃のうつ体験から、なんとなく、五感が鈍くなっていると、幸せを感じる機会が少なくなるのかもしれないな、と思いました。そして「人生は幸せになること」だとすると、「五感を使うこと、感情を味わうこと」が人生には不可欠なんじゃないかというところに、辿り着きました。
人生を幸せに生きる上で、私の理想像は子供です。子供たちは、思考（左脳）で正解不正解、良い悪いの判断をするのではなく、五感（右脳）を使っています。五感で、好き嫌い、快不快、楽しいや違和感、今この瞬間、常に自分がどう感じているか、そしてそれに伴ってどんな感情が沸いているかに気づいています。
子供たちは頭で、こっちの方が有益だなとは考えず、いつも生き生きとパワフルに、心地よさや楽しさを追求しています。それが本来の自然なあり方だなと感じているし、全世界の人が子供の頃のまま生きられれば、幸せな世界になっていくんじゃないかなと信じています。
高校生の頃私は、うつを経験しました。「楽しい」や「嬉しい」といったポジティブな感情も、「悲しい」「苦しい」「腹立たしい」といったネガティブな感情も消え失せ、ただ曖昧な不安感だけを感じて過ごしていました。おどろくことに、痛みすらもほとんど感じなくなってしまったのです。毎日に現実感がなく、終わりのない夢を見ているような感じでした。
喜びも悲しみも感じられず、目、鼻、口などから入ってくる情報に、心が反応しないのです。この頃、子供のころから好きだった、絵を描くことを辞めました。
心が反応しない。五感や感情の少ない生活の中で、自己表現である「絵を描く」ということができなくなりました。生み出すものが何もなくなってしまったんです。当時はそれにも気づかず、ただただ「絵を描くことは無意味だ」と左脳で判断していました。
２０歳の時に、瞑想に出会い、徐々に心のバランスを取り戻すことができましたが、フルに五感を使い、感情を表現する「絵を描く」ということにとても恐怖を感じていたので、絵を描くことはありませんでした。
絵を描くことはすっかり忘れ、栃木でバーテンダーをやりながら、ずっと何か物足りなさを感じていました。私にはもっと何か使命のようなものがあるはずだ！と、色々試すもしっくりくるものは見つからず、絵を描くのを辞めてから17年が経過した2019年10月、突然ふと、「絵を描け」というイメージが頭の中に落ちてきて、画家として生きていく覚悟を決めました。この時の私の感情は、「これだ！」という湧き上がる活力ではなく、「まじかよ～。結局ここに戻るのかよ～。」という絶望に近い諦めでした（笑）
高校の時に諦めた画家の道を、独学で再度歩み始め、2年後の2021年に地元で初の個展を開催しました。バーテンダーを辞めサラリーマンと掛け持ちしながら画家としての活動を本格化し、東京進出、白日会展入選、ブルーピリオド展TikTokオーディション入選、プルマン東京田町ホテル展示、あべのハルカス展示など、現在は独立し、専業画家として活動しています。
再び絵を描くようになってから、五感や感情はどんどん繊細に豊かになっていきました。そして私が五感と感情を存分に絵に映し出すとき、この絵を見る人もそれを受け取り、心が反応します。私が絵に込めたものは、振動して伝わり、それを見た人を感動させられることが分かりました。
私はより多くの人に絵を届け、日々の生活に追われ忘れかけている、五感や感情をまた震わせ、幸せを感じてほしい！と願うようになりました。私自身、五感を取り戻すようになって、人生は明らかに
好転しています。この豊かさを、ぜひ多くの人と共有したいんです！
実は今回のメンバーは、地元が同じで元々関わりのあるメンバーです。個展開催を自分の中でイメージした時、「絵を見る」という一つの感覚だけではなく、もっと五感を刺激する個展にできないかと考えた時に、この二人だ！とすぐに顔が浮かび、二人と一緒にやれば、絶対により良いものができる！という確信がおこりました。ここだけの話ですが、一人でやるのが心細かった、というのもあります。
二人に個展の話をすると、ありがたいことにすごく乗り気になってくれ、「やりたい！」と思った時から実際に企画を進めるまで、驚くほどスムーズに話が進みました。
魅力溢れる二人について、ぜひ紹介させてください！
こんにちは！アロマリスト「にお」です！チャイ専門店オーナー兼アロマリストとして活躍しています。アンジュマンとは高校の同級生です。出席率の悪いアンジュマンが高校を卒業できたのは、実は私と、グルでごまかしてくれた担任の先生のお陰です。
20歳の時に結婚し、20代はワンオペ育児に奔走。自己肯定感が低く、夫に従順に従うことだけが自分の価値だと思い込み、モラハラを許してしまいますが、30代に入り離婚を決意しました。離婚後、このままでは終われない！と思う最中にチャイとの衝撃的な出会いがあり、その味に魅せられて専門店のオープンを決意しました。
お店を運営する中で今度はアロマオイルとの衝撃的な出会いがあり、日常に疲弊していた私の心と体の落ち着きを取り戻してくれたアロマオイルを広めていくことも、ライフワークにしようと決意しました。
今回の個展ではアロマオイルのパートを担当します。五感の中でも、１番ダイレクトに脳に届く「嗅覚」にアプローチしますので、是非「今」を感じるイベントにご期待ください！
栃木県足利市出身のバーテンダーをしている「カナテンダー」です。アンジュマンとは前職のバーで知り合い、かれこれ10年来の繋がりです。
バーテンダーになったきっかけは楽しそう！という直感でした。やりたい事が見つからず職を転々としている時期もありましたが、初めて1人で伺ったバーでこんなにお客様がみんな笑顔で楽しい世界があるんだ！と衝撃を受け、すぐに面接を受け働き始めた事から、栃木から東京に上京して現在までバーテンダーを続けてきました。
上京してからは、日比谷Bar神保町店店長、社内カクテルコンペティションテクニカル賞受賞、TVワケあり！レッドゾーン出演、雑誌BAILA、Web LEONやタイムアウト東京掲載など、活躍の場を広げています。
今回の個展ではカクテルのパートを担当しています。日頃からお客様の明日への活力に繋がるよう仕事をさせて頂いていますが、個展ではカクテルだけではなく、全体の世界観から新しい発見やご自身との感情の繋がりを感じて頂き、明日からの生活の中で「五感を使って自分らしく生きること」に繋がるものになればと考えています。
今回の個展は、「感情」をテーマにした体験型アート展です。五感のうちの、目・鼻・口を最大限活用していただけるように、３人が全力を尽くして企画しました。
絵を「見る」だけではなく、アロマを使った「香り」と、カクテルを使った「味」を合わせて体験していただく、新しい「体験型アート展」になっています。そんな新しい個展の楽しみ方を、ぜひ実際に会場で味わっていただきたいと思います。
そして、皆様にお気軽にご参加いただけるよう、イベント自体は無料で開催することにしました。会場内で絵を見ること、アロマを香ることは存分にお楽しみいただけます。カクテルをお飲みいただく際のみ、別途料金が発生いたします。また絵もご購入いただけますが、個展終了後の発送となります。
この個展を通じて五感を磨くことで、その先にある自分らしく生きるきっかけになれたら嬉しいなと思っています。
⬛︎第一部 「理想」in 足利
【期間】2024年10月19日（土）〜24日（木）11:00-18:00
【場所】nemunoki（古民家cafe） / 栃木県足利市名草中町1684
【instagram】@gallery.nemunoki
⬛︎第二部 「幻想」in 中目黒
【期間】2024年10月29日（火）〜11月3日（日）11:00-18:00
【場所】Gallery gem / 東京都目黒区中目黒1-9-18
【instagram】@gem_nakameguro
どちらも入場無料です。イベントをより楽しむために「五感を呼びさますアイテムセット」がイチオシです！継続的な開催でたくさんの人に想いを届けるためにも、是非ご支援をお願い致します！
・広告費20万円
・設備費20万円
・集客費20万円
・制作原価140万円
いずれはこの体験型アート展をNYで開催したいと考えています。
まずはその先駆けとして、今回の個展を成功させたいです。
わたしたちが目指している、”五感を使って自分らしく生きること”には、「抵抗、ブレーキ」がありません。それぞれの人が感じている好き、やりたい！という気持ちをパワフルに表現し、加えて感覚をフルに使っていけば、直感やシンクロレベルが上がり、ハイスピードで世界を巻き込み、どんどんおもしろい方向へ変化していけると信じています。
私は人生、遊び倒したいと思っていますが、遊びを作るためには「子供心」を思い出し、全員がアーティストでクリエイターであることを思い出すことだと思っています。
ひとりでは世界は変えられないけど、みんなで自分の人生を真剣に生き切れば、新しいおもしろい世界を作っていける。私が生きている間に世界はどこまで変わるのか、見てみたいです！
ぜひ、一緒に新しいおもしろい世界を作っていく仲間になってくれませんか？
