初めまして。白井陽介と申します。
僕は香川県丸亀市で
『生一本』という焼肉屋さんを経営する傍ら、
瀬戸内の素敵な人、場所、ものを発信していく、
『SETOUCHI-STANDARD一般社団法人』の
代表を務めております。
社訓『心に太陽を』のもと、
“食を通して社会貢献をする”ことを目標に、
周りのみんなに笑顔になってもらえるよう、
日々奮闘しています。
▼青春の蕎麦屋さんを作りたい！
【これからの地方の問題】
近年、平均寿命が延びる一方で、
高齢者が『働きやすい環境』はまだまだ少ないと感じています。
『定年退職制度』により、
まだ働けるのに選択肢が少なく、
体力の低下やコミュニケーションの不安等の理由から
働き方がわからずに家で過ごしている方がたくさんおられます。
僕の両親もその中の一人です。
そんな中、30年後、僕が70歳の時には
丸亀市の人口の３分の１以上は高齢者になると言われています。
また、『孤食』という社会課題もあります。
孤独を感じるような寂しい食事は、
高齢者の健康寿命を縮めてしまうリスクもあります。
これからの高齢化社会、
定年後にも上を見上げて笑って過ごせるためには、
どうすればよいのか…。
と考えた時に出てきたのが、『役割』と『居場所』。
「あなたが居ないと始まらない。」とか
「ここにずっといてもいいんだよ。」です。
スピードや正確さを競うのではなくて、
温かさや経験を活かせて働ける居場所。
あらゆる世代がふらっと立ち寄れて
笑顔で集える居場所。
そんな居場所があれば良いのではないかと考えました。
【思い出の蕎麦の味】
僕にはずっと忘れられない味があります。
子どもの頃におじいちゃんが作ってくれたお蕎麦です。
それは、おじいちゃんの腕が素晴らしかったとか、
レシピが優れていたということではなく、
おじいちゃんが積み上げてきた経験から生まれる
食べる人への愛情の現れであったと思っています。
僕の飲食業での経験を活かして、
おじいちゃんのような愛情にあふれた
あたたかいお蕎麦屋さんを作りたい！
「65歳からが一番楽しかったね」と言えるような
高齢者が輝ける場所を作りたい！
▼セトスタプロジェクトとは
昨年5月。
コロナが広がりはじめ、
人と会うことが制限され、人も見かけなくなりました。
今まで、必死に現場で働いてきたけど、
一度、立ち止まって考える時間ができました。
“これから本当に大切なものは何だろう？”
そこで立ち上げたのが、
瀬戸内の素敵な人、場所、ものを発信していく、
SETOUCHI-STANDARD一般社団法人、
通称、セトスタプロジェクトです。
【これまでの活動】
・人と人が繋がる大人の文化祭『セトスタ2021』
・コロナ禍でも集まれる移動式サロンバス「動くCandy」の導入
・自粛中でも家庭の晩ごはんにワクワクを「白井BBQソース」の開発
・被災地へ送るための雑巾の寄付を募る
・コロナ禍の消毒用アルコール無料配布
そして、今回挑戦するお蕎麦屋さんも
セトスタプロジェクトのひとつとして
実現させていきたいです。
▼資金の使い道
目標金額300万
ご支援していただいた資金は
蕎麦屋さんをリノベーションし
スタートさせるためにかかる600万円
の一部に当てさせていただきます。
現在、2022年のオープンに向けて、
香川県丸亀市を中心に物件をあたっている
最中です。
▼最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
高校卒業後、調理師学校に進み、
イタリア料理、フランス料理、和食、パティシェと22年間、
食の道１本で飲食業に携わってきて、絶望していました。
ただ、ただ、料理が好きではいったこの世界が、
目の前の料理を作る事に視野が狭くなり、
厳しい労働条件や低賃金が当たり前で、
沢山の若い芽の希望を潰していることに。
しかし、これからは、
食の力で誰かとわかちあい、繋がり合えることが
必要なのではないかと思っています。
20年後、30年後には僕も高齢者になります。
それは決して他人事ではなくて、
早くそういった社会の流れを作る必要が
あるのではないかと思っています。
大人になっても、定年を過ぎても、楽しい未来があって、
いつまでもいつまでも青春を謳歌する
ファンキーなおじいちゃんやおばあちゃんが
日本をリードしたら最高だと思っています。
「65歳からが一番楽しかったね」
おじいちゃん・おばあちゃんが輝ける【青春の蕎麦屋さん】を作りたい！
ぜひ応援をよろしくお願いいたします！
焼肉 生一本 オーナー
SETOUCHI-STANDARD一般社団法人 代表
白井 陽介
